2009.5.1 今晩、息子家族が来ると連絡がある。慌てて、VIPお迎えの準備。手すりに網を掛け、危ないものは片づけて、プラレールを広げる空間を作る。このプラレールは息子の代から2代目だ。 家の準備ができたら買出し。天気は上場、気候も良し、賑やかなGWになりそうだ。。
2009.5.5 のち VIP曰く、「シュー、シューの滑り台」、「うさぎさんが草をパクパクと食べたよ」、「シュルシュルと行ってドーンと落ちた」(八ヶ岳文化園のターザンロープ)が楽しかったそうだ。 槻の池のローラーの滑り台 うさぎさんが草をパクパク 夜には電車遊び。大騒ぎのあっという間の3日間だった。あとは、いつもの森の静けさ。
2009.5.8 のち GWと浮かれている間に、里の田圃には水が張られ、農作業は着々と進んでいた。 管理事務所へ行く途中の道路脇で、白い花が満開。コナシかなとも思ったが、よく見ると樹形も花も違う。
隣にコナシの木があり、一目瞭然で違うのが分る。やはりサクラ? はて、君は何者か?
2009.5.9 急に戸隠の水芭蕉を見に行くという提案。土曜でまだGW。人を見に行くことにならないかと懸念したが、観光地が寂しいよりはいいだろうという言い分(蓼科の冬のイベントは平日はとても寂しい)に、提案にのる。土曜のおかげで諏訪ICから信濃町ICまで行っても高速料金は1000円。
高速 安曇野付近 天気は上々 暑いくらい.。
右上の一番高そうな山が常念岳かな?
戸隠高原の戸隠森林植物園を巡り、鏡湖まで歩く。カタクリ、ミズバショウ、リュウキンカ、ニリンソウの群生が見頃。至る所水芭蕉だらけ。この付近の沢には必ず水芭蕉がある感じだ。
(詳細は⇒戸隠森林植物園 鏡池 水芭蕉鑑賞のページ参照 )手前からカタクリ(ピンク)、リュウキンカ(黄)、ミズバショウ(白) リュウキンカ(黄)、ミズバショウ(白) 鏡湖には確かに戸隠山が映る。まわりの広葉樹の芽ぶきの色がなんとも柔らかくていい。 鏡家の畔のギャラリー&カフェ どんぐりハウスが思いのほか空いていた。自慢料理の「ガレット(そば粉のクレープ)」を食べる。美味!美味!来て良かった。
窓からは鏡湖が望める ベーコンと茸のガレット リンゴ赤ワイン煮のガレット 出かける前にショックな出来事。植える場所に置いておいたサラサドウダンが天辺を除いて葉も花もない!瑠璃色の花が満開だったヤマルリソウ全滅!鹿の奴!これらも鹿柵内となると満員状態。
植木屋さんも「ツツジ系統は大丈夫」と言ったのに 苗を頂いて3年目。やっと元気になってきたのに
2009.5.10 午後から茅野市民館での「谷川俊太郎・小室等・谷川賢作トーク&ライブ〜やさしさの定義〜」を聴きに行く。結構楽しいライブだった。
市民館のピアノはベーゼンドルファー社製のピアノで、谷川賢作氏が盛んに褒めていた。 朝から17℃もあり暑い一日だった。車での移動も暑い暑い。景色が霞んで見える。
2009.5.11 朝起きたら窓から庭をチェック。あれ?昨日植えたサラサドウダンがない。柵の外で鹿に齧られたので柵の中に植えた。枝はボキボキ折られ、3本とも葉も花もない。柵の隅を破られ、ナナカマド、ヤマアジサイ、オオデマリ、ヤマハハコ、スズランと食いたい放題。柵内は鹿の足跡だらけ。
サラサドウダン 3本 坊主 ナナカマド 下枝坊主
2009.5.12 ロフトの窓から一枝見えるサクラ(おそらくカスミザクラ)が屋根の上で満開。家の前の坂道を上り、家から離れないと全貌が見えない。山の桜は、薄みどりの葉と淡い花の色がなんとも質素でいい。
2009.5.13 鹿害の話が続いたが、鹿柵の外でも自生のマイヅルソウ、ベニバナイチヤクソウの群生は元気。熊笹刈りだけで、年々拡張中。歩くところもお構いなしに広がるのが難点だが、元気なのがいい。 家具屋の合間に大工さん。そろそろ、家具屋のGWも終わるのですが。 5月9日の水芭蕉見学のページが完成した。⇒戸隠森林植物園 鏡池 水芭蕉鑑賞のページ
また、季節の植物たちの様子は⇒「森の植物園」のページに掲載しています。
2009.5.14 原村A-coop隣のJA信州諏訪原村支社の前面が鏡になっていて八ヶ岳が映るのに気づく。面の角度が微妙に変化していて、大きめのモザイク画のようだ。八ヶ岳の雪は大分減った。 鏡に映る八ヶ岳 上槻木から阿弥陀岳 昨年の写真 鹿が樟脳が嫌いと聞きつけたナナカマド所有者が、防虫剤しかないと買ってきた。藁をもすがる思いで吊っては見たが、「良い匂い」と返って呼び寄せたりしないだろうか?雨が降ったら融けるよなあ?
2009.5.15 昨日は風が強かった。庭にはカラマツの枝がゴロゴロ。転がっているのはまだいい、地面に刺さっているのもある。怖い怖い。風の日は家の中にいるのが一番。これらの枝は冬の薪ストーブの焚きつけに使う。これを集めるのも庭を行ったり来たりでいい運動になる。 毎朝、庭を巡るのが楽しい。落ち葉を付きぬけた芽。落ち葉に隠れた芽。可愛い可愛い。不思議なもので、昨日も見ているのに、「えっ!」という発見がある。
リンドウ(竜胆) アマドコロ(甘野老) ヤナギラン(柳欄) オカトラノオ(丘虎尾) ヤナギランは綿毛の実生だが、年々、日当たりのよい方へ移住している。ヤナギランが動けるわけはなく、日当たりのよい方が発芽率が良いのだろうが。面白い、面白い。
top page photo diary(2009.05.01) |