2008.8.16 庭のアキカラマツの花が満開。自分の重みで茎が曲がった。自分の茎の許容量以上の花をつけて身の程知らずとも思ったが、必死に子孫を残そうとする健気さに打たれ支柱を立てる。
アキカラマツ コウリンカ
2008.8.17 朝7時、屋根のひさしを「コンコン」と叩く音で目を覚ます。「アカゲラだ!」 寝室の壁を「ドンドン」と叩く。1度では逃げない。もう一度。このところ、毎朝の日課。 大きな穴は以前に開けられたもの。
アカゲラ騒動はいつもここをつつかれる。
まわりの光っているのは、穴を塞ごうと苦戦した接着剤の跡。
2008.8.18 ほー!庭で雑草扱いのイタドリ(虎杖)。写真を撮ってアップでみると、こんなに奇麗だ。一個一個の花も凝っている。雑草として抜こうと思っていたが、花が終わるまで待とうか。 ちょっとピントが合っていないので撮り直そう。
2008.8.19 八ヶ岳中央農業実践大学校の売店にカボチャが並んだ。もう収穫を祝う季節になったのか。 アカゲラに開けられた穴をやっと塞いだ。物干し竿→虫取り網の柄→錐と繋げて、先端の錐に黒のアクリル板を突き刺す。アクリル板にたっぷり瞬間接着剤を塗り、窓から乗り出して穴の付近に押し付ける。少し曲がったが、うまくいった。
2008.8.20 今年の薪割りが終わった!友人たちが薪小屋が傾いていると心配してくれるが、今年は大丈夫。越してきた年に伐採した丸太で作った薪小屋、来年は、建て替えかな。 明日は曇りという予報だが、夕焼けがきれいだ。明日も気持ち良くテニスができるかな。
2008.8.22 ちょっとサボっている間に、庭の熊笹が勢力を挽回してきた。今日は庭の手入れ。
タマアジサイは花が終わってからも可愛い。お友達は「可愛い星に変身する」と表現していた。地面にズルズルと茎を伸ばし、触ると痛い厄介ものはアキノウナギツカミ。茎に棘が逆向きにビッシリ。まさに、ウナギも掴めそうだ。厄介ものだが花を見ちゃうと抜こうか迷う。これでは、庭の整理は進まないが。
2008.8.24 久し振りに終日雨。夕方止んだすきに熊笹を刈ろうと外に出たが、虫に集中攻撃を受け止めた。庭の鹿害の樅の木は可哀そうに完全に枯れた。雪害の白樺は撓んだまま。 朝の気温が下降し始めた。この時期、いちばん寒く感じる。毎年、この調子で冬が越せるかと寂しくなる。しかし、身体が慣れ、暖房も入り、そのうちこの懸念は忘れてしまうのだが。
2008.8.27 原村の郵便局へ。久し振りに八ヶ岳が見れるかと思ったが雲の中。この農道の街路樹は左側がヤマボウシ、右側がムクゲ。ヤマボウシの実がもう真赤。 蕎麦の花も満開。稲もだいぶ頭を垂れてきた。 栗も胡桃も山葡萄ももうすぐ。
2008.8.30 松本で開かれている展示会に行くなら、足を延ばして長野までと、31日まで信濃美術館で開かれている「生誕100年東山魁夷展」を見に行く。空いているだろうという予想に反して、休日であるのと、終了間際の駆け込みのせいか、行列をして見る。 長野県信濃美術館 東山魁夷館
信濃美術館所蔵だけでなく、全国から集められた106点の他にスケッチなどの展示もあり、見応えがあり、少し消化不良ぎみ。
しかし、唐招提寺の襖絵は素晴らしかった。長野といえば善光寺。信濃美術館のすぐ隣だ。一名は大昔に来たことがあるが、一名は初めてというので参拝する。長野に住んで4年。まだまだ行ったことがない所は沢山。 今日の目的の『木の匠たち』展2008。信州各地で家具、器、漆器、オブジェ、竹工芸に携わる「木の匠たち」16人が集う展示会だ。匠たちの情熱が感じられる展示会だった。 松本・中町蔵の会館(蔵シック館)
2008.8.31 毎月市民の森で行われている自然生態観察会に参加する。今回初めて、山頂広場から富士山が展望できた。詳細は特集ページ参照(⇒吉田山観察会のページ)。 咲いている花も毎回変わってきているが、やはり咲いている花の数は減ってきた。
ミゾソバ(溝蕎麦) ナンテンハギ(南天萩) ツルニンジン(蔓人参) 市民の森の池でカルガモが親子になっている!ヒナはまだ幼くて冬までに越冬できるようになるのだろうかと皆心配していた。今回、キベリタテハも観察できた。 カルガモが親子に。ヒナは2匹 キベリタテハ 帰り道、八ヶ岳に黒雲。その黒雲に向かって帰る。また雨と雷だろうか。今年は、ドシャブリと雷が多い。電子機器の雷害もよく聞く。
top page photo diary (2008.08.16) |